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Channel: 音次郎のギターに寄せて・・
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#9アルハンブラのレッスン 依然、進歩無し!

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9回目のアルハンブラのレッスンを受けた。
前回同様の御指摘です。
「トレモロは粒も揃ってきたし、良くなってきている」
「速さは求めない様に・・」
問題はアルハンブラの曲の流れだ!
やっぱし変化のない平らな演奏になっている・・・
これは、教えると云うより、
自分でどの様に、この曲をイメージして演奏するかでは・・・・
曲想がまだ、作れていないようです。
アルハンブラを鼻歌で歌うと、其れなりに曲想が出来ているのだが・・
伊座、ギターを持って弾いてみると、思うように弾けていない・・何故じゃ???
「気持ちで弾いていないからだ!」これが回答でしょう。
呼吸の使い方もありますね。
「身体が動いては、ダメ!」これはポジション移動で変に身体が動く悪い癖だ。
この様なところで、不自然な動きをして
「気持ちが抜けたりして不自然な音楽を作ってしまう・・」
毎回、お手本演奏を聴かせて頂いています。
「どうです、ポジション移動で身体が変に動いてないでしょ!」
「そこへ指を移動するときに、強引に行く力が働いている」
「指の移動は、一瞬に緩めて・・」
もう一度、弾いてみる。
「できるじゃぁないですかぁ」 
これが技術ですから、それが常に、どの曲でも応用して出来る事」
「技術が身に付けば、どんな曲を弾いても気持ちで弾けるはずです」
また次回まで・・
近い内にICレコーダ録音でアルハンブラを弾いてみます。(笑っちゃうかもネ?)
参考動画(レッスン2.)          ギター研究動画です。見てねぇ・・


ギターのお勉強(復読)今週は3章より・・
カルレバーロの「ギター演奏法の原理」第3章:完成したギタリストになる為に・・
1.芸術に奉仕するテクニック
2.種々の動作の複合である単純な動作
3.筋肉疲労
4.関節の固定化
5.リラックス:筋肉疲労を解決する為の合理的方法
6.関節の固定化を採用すべき、その他の場合

 
この本で
ギタリストとして完全なものを目指すには
次の2点を学習することが必要と説いている。(本の一説を下記に記して於きます)
一つは、楽器に対する動作についての具体的理解(奏法理論)
二つ目は、それに基づいて指や手の機能を育成すること。(演奏技術

奏法理論は頭を使って理解して、意識するべきもの。
そして演奏技術は奏法理論の実践である。

正確な演奏はこの2つの要素を、時間を掛けて意識的に結合できるようにした
結果生み出される。と説いています。
真の演奏家は必要な動作をその時々で選別できる才能をもっている。
正しい動作を選別するという行為は頭脳が行うべき知的作業である。
手はギター演奏家が表現する為の外的手段に過ぎない。と教えてます。

それに対して学習者は、しばしば誤った動作を選択してしまう。
毎日の練習や反復練習で肉体疲労、筋肉疲労が生じてしまうのは、
テクニックの誤った使用法をしているからである。

なるほど・・まぁ、プロを目指している訳ではないが、
習う以上は、其れなりの演奏をして楽しまないと、
月謝払っている意味がないものね・・
これだから、ギター辞められないのです。バカみたい・・・
女房には「いい加減に辞めたら~」・・と言われながら・・・

ギターが好きになる事は悪い事じゃないのです。
「許せよ女房、まだ辞めないぞ!


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