
第5話 ≪ギター仲間との出会い≫
当時のギター教室は横浜市神奈川区を第1教室の本室に、
第2~第5教室まで構えていました。
私は第1教室に通ってレッスンを受けていた訳です。
週1回のレッスンでした。
大立先生と娘先生で各教室を賄っていたのだと思います。
ある時、大立先生が体調を悪くしたみたいで先生が私に、
「チョット頼みがあるんだけど」
と言う事で先生の話を聞いてみたら、驚いたことに生徒である私に、
「第2教室の生徒を少しの間だけ見て貰いたい」と言う話でした。
「先生!それは出来ませんよ!」
「ここの生徒は皆、初等科で曲を弾ける生徒はいないから大丈夫だから・」
教える立場で無いのに、「生徒が生徒に教えるなんて??」
と思いながら了承しました。
第2教室は東京大田区の西糀谷に有りました。
週1回会社の帰り際に京急蒲田駅で降りて、
羽田線で糀谷駅まで行くのです。
初めてこの教室へ行った時は、生徒から歓迎を受け驚きましたね。
事前に先生から連絡がされていたようで、気楽に接してくれました。
生徒は8人程で、全員がギターを始めて数ヶ月ぐらいの人達です。
自分は教師的役目が果たせたのでしょうか?
この当時で私は19歳ぐらいだったと思います。
約3ヶ月程、第2教室の糀谷まで通い、
更に自分のレッスンを受ける為、別の日には第1教室へ通っていました。
いつの日かギター教室案内パンフレットに代教(代理教師)として自分の名前が載っているではないですか!・・これには驚きましたね。
「先生、このパンフレットなんですかぁ?」
「ぁあこれ、・・気にしないで」だってぇ・・
今じゃ思い出話だけど、記念に『教室案内パンフレット』今でも有ります。
写真でお見せします。(一部消しています)

この事により、人に教える事の楽しさを覚えてしまいました。
職場でギターサークルを作る事にしたのです。
度胸も、当時有ったので会社でギターを演奏して、
ギターの楽しさを知って貰いたかったのです。
皆が知っている≪禁じられた遊び≫で仲間を引寄せました。
これが大成功で職場の仲間が、我も我もと
「ギターを教えてくれ!」でした。
結局5名の人にギターを教えて、
職場の仲間は、何とか簡単な曲が弾けるようになったのです。
≪ドナドナ≫≪パサカリエ≫≪ジャニーギター≫≪桜≫などを
重奏で下手ながら皆で楽しんだわけです。
社長もソロで弾く≪マリア・ルイサ≫の曲が気に入って、
ギターサークルメンバーに
「コンサートを観て来なさい!」と言って下さり、
チケット代と食事代などの代金を支払ってくれました。
このサークル2年で熱が冷めてしまいましたけど・・・
私が22歳~24歳頃は、
住まいの近所の子供にもギターを教えた事が有るんです。
先生では無いので全て遊び心で教えていたのです。
(ボランティアのようなものです)
家でギターを弾いていたら隣の奥さんが
「うちの子供に教えて下さい」と言う事で
中学3年生の男の子にギターを教えてやりました。
その後、近所で口利きなのか?
小学生と高校生の子にギターを教えてやりました。
大きくなったら専門のギター教室へ通うように進めました。
当時、中学3年生にギターを教えていた録音が有ったのですが、そのカセットテープが紛失したようで、ここにアップできません。
以前,コピーしたMDが手元に有りますが、MDが壊れていて聴けません!
MD機器を持っている人に頼んでMDからCDにコピーしたいと考えています。
それでは次回のこのシリーズをお楽しみに・・・